自分をアピールしなければならない場面はたくさんあります。
恋愛・仕事などで自分をアピールできないと、損することも多いですよね。
しかし、もともと日本人は謙遜主義。
「自分をアピールしてください!」と言われても、自信がなかったり、謙遜してしまいアピールできない場面も多いのでは?
そんな時は、AIをマネてみたらいいのでは?
なぜ、自分をアピールできないのだろう
「なぜ、自分をアピールできないのだろう…」と考えると、下記のような理由があがります。
● 自分のことが良くわからない
● 比較するものがない
● 評価の基準がわからない
よって、「自分に自信がもてない…」そんな感じなのではないでしょうか。
自分のことなのに、自分のことがよくわからないジレンマ
自分のことが良くわからないジレンマがある人は、意外と多いのです。
そんな人は、自分を深掘りする時間を持つと良いといわれます。
たとえば、
「私の好きなことは?」「私が頑張ったことは?」
「私の嫌なことは?」「私がしんどいと思うときは?」
「私が笑顔のときはどんなとき?」
「私がやりがいを感じるときはどんなとき?」など、
自分を主軸に考えた時に、いろんな答えがでてきます。
その答えが腑に落ちたなら、ジワジワと自分のことがわかってくるはずです。
ここでのポイントは、それが「世の中で良いのか?悪いのか?」と、ジャッジする必要はないということです。
比較するものがよくわからないから、周りの人と比較してしまう
周りの人と比較して劣等感に苛まれる人がいらっしゃいますが、良いとか、悪いとか、できているとか、できていないとかを排除して、フラットな心で考えてみましょう。
自分自身の過去や業界でのレベルなど、比較できるものはたくさんあります。
今がゴールではなくて、今は現状であり、今が未来へと続いていくのです。
そう考えると、劣等感に苛まれる必要がないことに気づくはず。
まずは冷静に、今の自分がどこにいるのかを知るために比較して、「今」を受け止めるのがスタートラインです。
自分がどこに立っているのかがわからないと、これから進む方向が、右なのか左なのか、前なのか後ろなのか、わからないはずです。
評価の基準がわからないのにゴールと比較するから自信がなくなる
この「評価の基準」を間違えると、自分のアピールポイントがわからなくなり、自信が持てなくなります。
C ⇒ B ⇒ A とランクの段階があるとするならば、いきなり一足飛びにAのランクと自分を比較すれば、「できていない自分」がクローズアップされます。
それでは、どんな人でも自信を失います。
評価の基準を間違さえしなければ、Cのランクができた自分、Bのランクができた自分というように、自分の過去を認めて自信がもてるはずなのです。
また、CのランクからBのランクにチャレンジして、Aのランクに近づけた自分もいるでしょう。
このように「小さな成功体験」が自分を認めて自分を好きになる要素になり、自分に自信を持つに重要なポイントなのです。
最終的にAができるようになればいいわけですし、段階を丁寧に昇っていく「頑張っている自分」もアピールポイントにできます。
AIのやり方をマネて、私というAIをつくる
AIとは、人工知能です。
データを蓄積することで分析して予測し、最適な判断をするシステムです。
仕事で自分をアピールできない…と感じるのなら、この方法をマネてみれば良いのではないでしょうか。
経験データを蓄積する
まずは、あなたの「経験」を、あなたというAIにデータとして蓄積させましょう。
意識していない人は多いですが、あなたの経験はデータそのものです。
これが、先ほどの「自分を深掘りする時間」。
最適な判断ができるように感情を省き、良い結果のデータも悪い結果のデータも区別なくデータ化します。
なぜなら、データの量はたくさん蓄積させる方がいいからです。
この作業をしていると、少しずつ自分を愛せるようになるはずなのです。
「私はこれだけやってきた」「私はこれだけ頑張ってきた」と、自分の足跡が浮き彫りになるからです。
経験はあなたの歴史であり、宝なのです。
経験データを分析する
ここの「データ分析」は、もしかしたら、自分ではない人にやってもらった方がいいかもしれません。
なぜなら、感情抜きで冷静に分析することが、自分自身では難しい人もいるからです。
自分でやると、どうしても感情が抜ききれずに分析結果に誤差が出ます。
それは悪いことではなく、感情や思い入れが出るほど一生懸命に頑張った証だから。
分析結果は、ときには自分が思っていた結果とは違い、厳しい分析結果になるかもしれませんが、今はゴールではなく、未来に続く「今」です。
その結果を見て、焦る必要も、劣等感を抱く必要はないのです。
経験データの分析結果をもとに予測して判断する
分析をもとに予測して判断する時、大事なことは分析結果の周辺データです。
分析結果は自分がやってきた過去のことですが、予測は未来のことです。
未来のことを判断するとき、「可能性」という曖昧なものに身を委ねなければいけません。
しかし、ここに感情が絡まると「欲」が出ます。
周辺データはリサーチすることで埋まります。
自分のデータ結果とリサーチした周辺データを掛け合わせ、冷静に判断した方がいいでしょう。
AIのやり方をマネて、私というAIをつくる
仕事で自分をアピールする時、「相手が何を求めているのか」でアピールポイントは変わります。
アピールポイントは、自分本位になれば「アピールしたいものをアピールする」という形で進めてしまいますが、相手の満足度が高いアピールポイントは、相手が求めているものと合致する部分のみ。
ここは、周辺データがエッジを効かせてくれると思います。
優秀なAIは、データ蓄積の量が多いものです。
あなたの経験データも、引き出しが多いほど蓄積データの量が増えますので、どんどん経験値を増やしていきましょう。
written by 日光唯衣
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